2018 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第1戦
TWIN RING MOTEGI SUPERBIKE RACE
栃木県・ツインリンクもてぎ(1周=4.801379km)
2018年4月7日(土)予選・レース1 天候:雨 コース:ウエット・ドライ
8日(日)決勝 天候:晴れ コース:ドライ
観客動員数(土・日合計):1万3300人
・J-GP2クラス
TEAM:MARUMAE PLUSONE
RIDER:#36 徳留真紀選手
MACHINE:SPEED UP
予選:11番手(2分04秒641)決勝:5位
TEAM:au・テルルMotoUPレーシング
RIDER:#090 中村修一郎選手
MACHINE:KALEX
予選:12番手(2分04秒890)決勝:9位
・J-GP3クラス
TEAM:TEAM Plusone
RIDER:#36 福嶋佑斗選手
MACHINE:Honda NSF250R
予選:6番手(タイム:2分15秒061) 決勝 :5位
TEAM:
KTM・ASPIRATION RACING
RIDER:#3 古市右京選手
MACHINE:KTM RC250R
予選:7番手 (タイム:2分15秒450) 決勝:6位
TEAM:41Planning
RIDER:#16 高杉奈緒子選手
MACHINE:Honda NSF250R
予選:19番手(タイム:2分19秒110) 決勝:8位
TEAM:犬の乳酸菌.jp/プリミティブR.T
RIDER:#6 安村武志選手
MACHINE:PRCS PRCS3d
予選:14位(タイム:2分18秒652) 決勝:11位
TEAM:WJ-FACTORY
RIDER:#32 檜山拓実選手
MACHINE:Honda NSF250R
予選:10番手(タイム:2分16秒898) 決勝:15位
TEAM:41Planning
RIDER:#41 宇井陽一選手
MACHINE:IODA TR-004
予選:9番手(タイム:2分15秒828) 決勝:DNF
TEAM:WJ-FACTORY
RIDER:#30 太田虎之進選手
MACHINE:Honda NSF250R
予選:3番手(タイム:2分14秒124) 決勝:DNF
・JSB1000クラス
TEAM:au・テルルMotoUPレーシング
RIDER:#090 秋吉耕佑選手
MACHINE:Honda CBR1000RR SP2
予選 RACE 1 16番手(タイム:2分01秒770) RACE 2 13番手(タイム:2分01秒919)
決勝 RACE 1:6位 RACE 2:7位
TEAM:Team HRC
RIDER:#1 高橋巧選手
MACHINE:Honda CBR1000RR SP2
予選 RACE 1 6番手(タイム:1分59秒644) RACE 2 4番手(タイム:1分59秒701)
決勝 RACE 1:2位 RACE 2:27位
TEAM:MuSASHi RT HARC-PRO. Honda
RIDER:#634 水野涼選手
MACHINE:Honda CBR1000RR SP2
予選 RACE 1 8番手(タイム:2分00秒143) RACE 2 8番手(タイム:2分00秒895)
決勝 RACE 1:失格 RACE 2:8位
2018年シーズンの全日本ロードレース選手権が栃木県・ツインリンクもてぎで開幕した。今年の最大の話題としては、Hondaのワークスチーム・Team HRCが全日本JSB1000クラスに10年振りに復活したことだ。ライダーは、ゼッケン1をつける高橋巧選手、ワークスマシンCBR1000RRWの足もとを支えるのはOZレーシングだ。また新体制となったau・テルルMotoUPレーシングもOZレーシングにスイッチ。宇宙人の異名を取った秋吉耕佑選手がライディングする。
最高峰のJSB1000クラスは、セミ耐久レースがなくなり、2レース制のラウンドが増えた。今回の開幕戦も土曜日にレース1、日曜日にレース2が行われるスケジュールだった。開幕戦ということで、木曜日に特別スポーツ走行があり、通常より1日早く走行が始まっていた。
注目の高橋巧選手は、3月上旬にトレーニング中に転倒し、左手甲を骨折。事前テストには参加できずにレースウイークを迎えていた。大きめのグローブにハンドル左側には、力を入れやすいように対策を施して走り始めていた。
公式予選が行われた土曜日の午前中は雨模様となり、このレースウイークで初めてウエットコンディションとなる。ここで高橋巧選手は、ケガを感じさせない走りを見せ4番手。レース2は、2番目に速いタイムで決まることになり、ここでは6番手だった。JSB1000デビュー戦となる水野涼選手は、共に8番手につけ、秋吉選手は、電気系のトラブルに見舞われ下位に沈んでいた。
レース1が行われた午後には雨は止み、ウエットパッチがあるコンディションの中で争われた。高橋巧選手は、レース終盤に追い上げのレースを見せ、21周目に、このレースのファステストラップをマークし、2位でゴール。秋吉選手も健闘し6位でフィニッシュしたが、水野選手は、サイティングラップで転倒し、修復のためにピットに入れたことが違反と判断され残念ながら失格となっている。
レース2では、スタート直後の2コーナーで高橋巧選手が他車と接触。サイレンサーが落ちてしまうアクシデントでピットイン。修復して出て行くが、周遅れの27位という悔しい結果となった。秋吉選手は、トラブルを抱えながらも7位、水野選手は8位という結果だった。
J-GP2クラスの徳留真紀選手は、昨年と同体制でMoto2™マシン・SPEED UPを走らせ決勝は、5位でゴール。中村修一郎選手は、決勝でトラブルが出てしまうが、粘り強く走り9位でチェッカーフラッグを受けた。
J-GP3クラスは、福嶋佑斗選手と古市右京選手が6台によるトップ争いを展開し、それぞれ5位、6位。こちらも大集団となっていた7位争いの中で果敢に戦った高杉奈緒子選手は、8位でフィニッシュした。