2019 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第1戦
TWIN RING MOTEGI SUPERBIKE RACE
栃木県・ツインリンクもてぎ(1周=4.801379km)
2019年4月6日(土)予選・レース1 天候:晴れ コース:ドライ
7日(日)決勝 天候:晴れ コース:ドライ
観客動員数(土・日合計):1万3800人
・J-GP3クラス
TEAM:TEAM SHOTA
RIDER:#14 中山愛理選手
MACHINE:Honda NSF250R
予選:2番手(タイム:2分01秒871)
決勝 :2位
TEAM:犬の乳酸菌.jp/プリミティブR.T
RIDER:#18 安村武志選手
MACHINE:PRCS PRCS3d
予選:P.P.(タイム:2分01秒788)
決勝 :5位
TEAM:WJ-FACTORY
RIDER:#17 太田虎之進選手
MACHINE:Honda NSF250R
予選:22番手(タイム:2分04秒871)
決勝 :17位
TEAM:Team Plusone+f
RIDER:#88 福嶋佑斗選手
MACHINE:Honda NSF250R
予選:3番手(タイム:2分01秒892)
決勝 :DNF
TEAM:41PLANNING
RIDER:#20 高杉奈緒子選手
MACHINE:KTM RC250R
予選:10番手(タイム:2分02秒938)
決勝 :失格
・JSB1000クラス
TEAM:Team HRC
RIDER:#13 高橋巧選手
MACHINE:Honda CBR1000RR SP2
予選 RACE 1 2番手(タイム:1分47秒055) RACE 2 2番手(タイム:1分47秒072)
決勝 RACE 1:2位 RACE 2:2位
TEAM:MuSASHi RT HARC-PRO. Honda
RIDER:#634 水野涼選手
MACHINE:Honda CBR1000RR SP2
予選 RACE 1 8番手(タイム:1分49秒054) RACE 2 8番手(タイム:1分49秒313)
決勝 RACE 1:6位 RACE 2:6位
TEAM:au・テルルMotoUPレーシング
RIDER:#080 羽田太河選手
MACHINE:Honda CBR1000RR SP2
予選 RACE 1 16番手(タイム:1分51秒430) RACE 2 20番手(タイム:1分51秒900)
決勝 RACE 1:DNF RACE 2:15位
・J-GP2クラス
TEAM:SpeedHeart DOGFIGHTR YAMAHA
RIDER:#18 豊島怜選手
MACHINE:YAMAHA YZF-R6
予選:8番手(タイム:1分57秒623)
決勝 :8位
新しいシーズンが始まった。全日本ロードレース第1戦が栃木県・ツインリンクもてぎで開催された。今年の開幕戦は、昨年と打って変わり天候が安定し、気温も過ごしやすいコンディションとなり、ツインリンクもてぎ場内の桜も満開。絶好の観戦日和となっていた。
J-GP3クラスでは、OZレーシングを履く女性ライダー、中山愛理選手が大活躍した。事前テストから中山選手は、トップタイムをマークし好調だった。その調子のままレースウイークを迎え、公式予選では、セッション終盤にリーダーボードのトップに立ち、昨年の岡山ラウンド以来、2度目のポールポジション獲得かと思われたが、最後に逆転されてしまう。それでも予選2番手とフロントロウに並び、決勝も期待された。ポールポジションを獲得したのはOZレーシングユーザーの安村武志選手だった。
20周で争われたJ-GP3クラス決勝。中山選手は、スタートはまずまず決まり3番手でオープニングラップを終える。安村選手は4番手につけ前の中山選手を追っていく。その後、トップを走る選手が逃げ、中山選手、安村選手は4台による2位争いを繰り広げて行く。バトルが苦手という中山選手は集団の後方につけ様子を見つつタイヤを温存。レース終盤に前に出て行くと、ラストラップに2番手に浮上。そのまま2位でゴールし全日本初表彰台! 女性ライダーとしては、最高位となる結果を残した。安村選手は悔しい5位。全日本3年目の福嶋佑斗選手は、予選3番手と好調だったが、オープニングラップの90度コーナーでアクシデントに遭い無念のリタイアとなってしまう。
また、開幕前にチームトラックの盗難に遭ってしまった宇井陽一選手は、開幕戦は欠場だが次戦のSUGOラウンドには復帰予定。高杉奈緒子選手は、KTM RC250Rで参戦。初戦は残念ながらリタイアとなっている。
2レース制で争われたJSB1000クラスは、OZレーシングを履くTeam HRCの高橋巧選手とYAMAHA FACTORY RACING TEAMの中須賀克行選手が両レースともハイレベルなバトルを展開。両レースとも高橋選手は2位となったが、その距離は着実に詰まっており、今シーズンのHonda CBR1000RR SP2の仕上がりのよさを感じさせた。次戦、鈴鹿も、HondaとYAMAHAのエース対決になりそうだ。
au・テルルMotoUPレーシングからJSB1000クラスデビューとなった羽田太河選手は、元気のいい走りを見せている。レース1はトラブルで転倒と残念な結果となったが、レース2では15位でゴールし初ポイントを獲得している。
今シーズンがラストイヤーとなるJ-GP2クラス。全日本2年目の豊島怜選手は、8位でチェッカーフラッグを受けている。
次戦は、4月21日(土)・22日(日)にシリーズ第2戦鈴鹿2&4レース(JSB1000クラスのみ・2レース制)が行われる。