2019 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第2戦
鈴鹿2&4レース
三重県・鈴鹿サーキット(1周5.821km)
2019年4月20日(土)予選・レース1 天候:晴れ コース:ドライ
21日(日)決勝 天候:晴れ コース:ドライ
観客動員数:58,000人(土日合計)
・JSB1000クラス
TEAM:Team HRC
RIDER:#13 高橋巧選手
MACHINE:Honda CBR1000RR SP2
予選 RACE 1 P.P.(タイム:2分03秒874) RACE 2 P.P.(タイム:2分03秒963)
決勝 RACE 1:優勝 RACE 2:優勝
TEAM:MuSASHi RT HARC-PRO. Honda
RIDER:#634 水野涼選手
MACHINE:Honda CBR1000RR SP2
予選 RACE 1 6番手(タイム:2分05秒745) RACE 2 5番手(タイム:2分06秒313)
決勝 RACE 1:8位 RACE 2:4位
TEAM:au・テルルMotoUPレーシング
RIDER:#080 羽田太河選手
MACHINE:Honda CBR1000RR SP2
予選 RACE 1 22番手(タイム:2分10秒292) RACE 2 25番手(タイム:2分11秒365)
決勝 RACE 1:18位 RACE 2:21位
TEAM:BANNER RACING
RIDER:#82 筒井 伸選手
MACHINE:DUCATI Panigare V4 R
予選 RACE 1 45番手(タイム:2分15秒284) RACE 2 43番手(タイム:2分15秒503)
決勝 RACE 1:DNQ RACE 2:DNQ
開幕戦ツインリンクもてぎから2週間のインターバルで全日本ロードレース選手権第2戦鈴鹿2&4レースが行われた。今回は、4輪のスーパーフォーミュラなどとの併催の2&4レースだけに、全日本ロードレース選手権は、JSB1000クラスのみとなり、開幕戦に続き2レース制で争われた。レース1は、鈴鹿8耐に向けたトライアウトセカンドステージを兼ねており、72台ものエントリーを集めた。
開幕戦で2レースともトップ争いを繰り広げながら両レースとも2位となった高橋巧選手は、前週行われたテストから好調で、初日からコースレコードを上回る速さを見せていた。その勢いのまま公式予選では、前人未踏の2分03秒台に突入。2周に渡って2分03秒台をマークし文句なしのコースレコードでダブルポールポジションを獲得した。JSB1000クラス2年目を迎えるMuSASHi RT HARC-PRO. Hondaの水野涼選手も好調で自己ベストを大きく更新し2列目に並んだ。
土曜日の午後に行われたレース1は、14周で争われた。高橋選手はポールポジションから好スタートを見せホールショットを奪う。オープニングラップの130Rで中須賀選手にかわされ2番手に下がるものの2周目のS字コーナー進入で抜き返しトップに上がるとペースアップ。このペースについて行こうとした中須賀選手が3周目のデグナーカーブで転倒しリタイア。高橋選手は、その3周目にファステストラップをマークし早くも独走態勢を築くと、そのまま2位に16秒以上の大差をつけ優勝。レース2もホールショットこそ逃すものの2コーナーでトップに立った高橋選手は独走でダブルウインを達成し、圧倒的な速さを見せた。
水野選手もレース1こそマシントラブルを抱え8位となったが、レース2では、一時2番手を走行。レース終盤に3位争いを繰り広げるが、惜しくも4位となるが次戦が楽しみな走りを見せてくれた。au・テルルMotoUPレーシングの羽田太河選手は、レース1で18位とポイントを獲得したが、レース2はマシンに問題が発生し21位となっている。
また、ワールドスーパーバイクを席巻しているDUCATI Panigare V4RでBANNER RACINGの筒井伸選手がスポット参戦したが、惜しくも予選通過はならなかった。
次戦は、5月25日(土)・26日(日)にシリーズ第3戦SUGO(JSB1000クラスのみ・2レース制)が行われる。