2017 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第8戦
SUPERBIKE RACE in OKAYAMA
岡山県・岡山国際サーキット(1周=3,703km)
天候:2017年9月30日(土) 天候:晴れ コース:ドライ
10月1日(日) 天候:曇り コース:ドライ
観客動員数:8,800人(2日間合計)
・J-GP2クラス
TEAM:エスパルスドリームレーシング
RIDER:#4 生形秀之選手
MACHINE:SUZUKI GSX-R MFD6
予選:5番手(1分31秒293)決勝:3位
TEAM:MOTO BUM HONDA
RIDER:#32 榎戸育寛選手
MACHINE:KALEX
予選:9番手(1分31秒977)決勝:4位
TEAM:マルマエPLUSONE
RIDER:#36 徳留真紀選手
MACHINE:SPEED UP
予選:10番手(1分32秒316)決勝:13位
・J-GP3クラス
TEAM:KTM RACING
RIDER:#7 古市右京選手
MACHINE:KTM RC250R
予選:2番手 (タイム:1分36秒938) 決勝:2位
TEAM:TEAM Plusone
RIDER:#12 船田俊希選手
MACHINE:Honda NSF250R
予選:7番手(タイム:1分37秒618) 決勝 :6位
TEAM:41Planning
RIDER:#500 AnupabSarmoon選手
MACHINE:Honda NSF250R
予選:12番手(タイム:1分37秒984) 決勝:8位
TEAM:41Planning
RIDER:#41 宇井陽一選手
MACHINE:IODA TR-004
予選:14番手(タイム:1分38秒217) 決勝:13位
TEAM:41Planning
RIDER:#14 高杉奈緒子選手
MACHINE:Honda NSF250R
予選:5番手(タイム:1分37秒340) 決勝:DNS
TEAM:WJ-FACTORY
RIDER:#11 太田虎之進選手
MACHINE:Honda NSF250R
予選:6番手(タイム:1分37秒595) 決勝:DNS
・JSB1000クラス
TEAM:MuSASHi RT HARC-PRO. Honda
RIDER:#634 高橋巧選手
MACHINE:Honda CBR1000RR SP2
予選:7番手(タイム:1分28秒948) 決勝 :6位
2017年の全日本ロードレース選手権も岡山国際サーキットで行われた第8戦を含め残り2戦。いよいよシーズンも大詰めとなってきた。とはいえJSB1000クラス以外は、6月の第5戦以来3カ月振りのレースとなった。
レースウイークは、金曜、土曜と快晴となったが、日曜は、曇り空となり気温も上がらなかったことからコンディションの違いに悩まされたライダーもいたようだ。
J-GP2クラスのOZレーシングユーザーである生形秀之選手と榎戸育寛選手は、共に別の理由で苦戦を強いられた。生形選手は、事前テストで抱えていた問題を解決すべくセットを変更したが、そのためにフィーリングが変わってしまい金曜は、そのアジャストに追われてしまう。予選では、何とかまとめる方向で自己ベストを更新するものの5番手。トップ争いをするためには、もう一歩足りないことが分かっていたため、さらにセットを進め、決勝日朝のウォームアップ走行で試すが、2コーナーで転倒してしまう。幸いケガはなかったがマシンは大破。何とかマシンを修復しレースには間に合ったが、レース序盤は、マシンの状態を確認しながらの走りとなったため思うようにペースを上げられずにいた。その後、4番手に浮上すると、単独走行となる。残り3周でトップを走っていたライダーが転倒し、3位でチェッカーフラッグを受けた。一方、榎戸選手は、ワイルドカードで参戦するMotoGP™日本グランプリMoto2™クラスに備え、Moto2™で使われているタイヤをチョイス。グリップが低く、マシンセットとライディングに悩んでいたものの、終わってみれば5位と健闘。この経験が日本グランプリに役立つはずだ。徳留真紀選手は、事前テストから順調にタイムを縮め、決勝も8位でゴールしたが、黄旗追い越しのペナルティを取られてしまい30秒加算。正式結果は13位となってしまっている。
J-GP3クラスは、KTMを駆る古市右京選手と岡山をホームコースとしている船田俊希選手が7台のトップグループにつけ、最後まで激しいバトルを展開。古市選手が最後の最後で2位、船田選手は悔しい6位となっている。
チャンピオン争いを繰り広げているJSB1000クラスの高橋巧選手は、うまくセッティングをまとめ切れず苦戦。6位でフィニッシュし、トップと6ポイント差の暫定ランキング2番手で最終戦鈴鹿に臨むことになった。