2017 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第6戦
ツインリンクもてぎ2&4レース
栃木県・ツインリンクもてぎ(1周=4.801379km)
2017年8月19日(土)予選 天候:曇りのち雨 コース:ドライ
20日(日)決勝 天候:曇り コース:ドライ
観客動員数(土・日合計):3万2000人
・JSB1000クラス
TEAM:MuSASHi RT HARC-PRO. Honda
RIDER:#634 高橋巧選手
MACHINE:Honda CBR1000RR SP2
予選:6番手(タイム:1分49秒984) 決勝 :3位
鈴鹿8耐も終わり、全日本ロードレース選手権は、シリーズ後半戦に突入した。第6戦ツインリンクもてぎ2&4レースの決勝が、8月20日(日)に行われた。8月に入り不順な天候が続いていた関東地方。レースウイークも天気が心配されたが、金曜日の午後だけウエットになっただけで、後はドライコンディションとなった。
ツインリンクもてぎ2&4レースは、昨年までJ-GP2クラスが行われていたが、今年は、JSB1000クラスが開催。4輪のスーパーフォーミュラと共に、2輪ロードレースとフォーミュラの国内最高峰クラスの競演となっていた。
JSB1000クラスは、今シーズンより17インチとなり、HondaのトップチームであるMuSASHi RT HARC-PRO. Hondaの高橋巧選手がセッティングパーツの一つとしてOZレーシングを使用しているが、今回も、その足もとをOZレーシングが支えていた。
今シーズン、開幕2連勝を飾りポイントをリードしていた高橋選手だったが、第5戦オートポリスでマシントラブルが発生しリタイア。暫定ポイントでは、トップの座を明け渡しランキング3番手に下がっていた。
鈴鹿8耐から再び全日本のスプリント仕様となったHonda CBR1000RR SP2だったがマシンセットに苦戦。公式予選も使いセットを進めるが、なかなかいい方向に行かず6番手とギリギリ2列目に留まった。
決勝日の朝フリーで変えたセットがよく、予選タイムを上回る1分49秒797をマークしてトップにつけていた。これでトップ争いに加われると思われたが、決勝に向けて、さらに変更したセットが、よくない方向に行ってしまい、思うように走れずにいました。
スタートは、まずまず決まり6番手につけると、5周目に5番手に浮上。さらに6周目には、前を走っていた選手がコースアウトし、4番手、7周目に1台をかわし3番手に浮上する。トップ争いには、離されてしまったが、3番手をキープ。その背後には、コースアウトした選手が追い付いてくると、9周目の3コーナーから4コーナーでインに入られ4番手にポジションダウン。その後、21周目にトップを走っていたライダーが転倒し、一つポジションを上げ3位でゴールした。
暫定ランキングでは、2番手に浮上。残り3戦4レースで悲願の初タイトル獲得なるか!?