2017 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第5戦
KYUSHU MOTORCYCLE FESTA 2017
大分県 オートポリス(1周=4.674km)
2017年6月24日(土)天候:雨 コース:ウエット
25日(日)天候:雨のち曇り コース:ウエット・ドライ
観客動員数(土・日合計):6640人
・J-GP2クラス
TEAM:MOTO BUM HONDA
RIDER:#32 榎戸育寛選手
MACHINE:KALEX
予選:14番手(2分06秒823)決勝:3位
TEAM:マルマエPLUSONE
RIDER:#36 徳留真紀選手
MACHINE:SPEED UP
予選:6番手(2分04秒860)決勝:6位
TEAM:エスパルスドリームレーシング
RIDER:#4 生形秀之選手
MACHINE:SUZUKI GSX-R MFD6
予選:4番手(2分04秒362)決勝:15位
・J-GP3クラス
TEAM:KTM RACING.ASPORATION
RIDER:#7 古市右京選手
MACHINE:KTM RC250R
予選:5番手(タイム:2分12秒104) 決勝:4位
TEAM:41Planning
RIDER:#41 宇井陽一選手
MACHINE:IODA TR-004
予選:2番手(タイム:2分10秒480) 決勝:8位
TEAM:41Planning
RIDER:#14 高杉奈緒子選手
MACHINE:Honda NSF250R
予選:14番手(タイム:2分16秒500) 決勝:10位
TEAM:TEAM Plusone
RIDER:#12 船田俊希選手
MACHINE:Honda NSF250R
予選:13番手(タイム:2分14秒946) 決勝 :12位
・JSB1000クラス
TEAM:MuSASHi RT HARC-PRO. Honda
RIDER:#634 高橋巧選手
MACHINE:Honda CBR1000RR SP2
予選:4番手(タイム:2分06秒972) 決勝:DNF
熊本地震の影響を受け、昨年4月に被災したため、2年振りの全日本ロードレース選手権開催となった大分県・オートポリスは、大荒れの天気に翻弄される結果となったが、何とか全クラスのレースが行われた。
レースウイーク初日は、ドライコンディションとなったが、土曜日は、朝から雨が降り、深い霧というよりも阿蘇の山間にあるサーキットだけに、雲が降りてきてしまいコースが真っ白になり視界不良となっていたため大幅にタイムスケジュールがディレイとなる。JSB1000クラスは、ノックアウト方式で行われる予定だったが、35分間の計時予選に変更されるが、開催できるかどうかは、難しい状況だった。実際、J-GP3クラス、ST600クラスと予選が中止となり、JSB1000クラスの番を迎えていたが、奇跡的にセッションが行われた。OZレーシングを履く高橋巧選手は、難しいコンディションの中、予選4番手につけていた。その後に行われる予定だったJ-GP2クラスの予選も中止となり、JSB1000クラス以外は、日曜日の朝に公式予選が行われることに変更された。
決勝日は朝まで雨が降っていたこともあり、予選はレインコンディションで行われたが、決勝は、ほぼドライコンディションとなった。J-GP2クラスでは、前回のもてぎラウンドで今シーズン初優勝を飾った生形秀之選手が、オートポリスも勝ちシーズンの流れを引き寄せたいところだった。しかし、決勝が始まると数周したところでエンジンが思うように回らなくなってしまう。ペースが下がったところ第2ヘアピンで後続のライダーに追突され転倒。再スタートするものの15位でゴールするのが精一杯という悔しい結果に。一方、予選でタイムが出なかった榎戸育寛選手は、追い上げのレースを見せ3位争いを展開。一騎打ちとなったバトルを制して3位でゴールしている。その後方では、徳留真紀選手が6位争いを制してチェッカーフラッグを受けた。
J-GP3クラスは、前回優勝した古市右京選手が今回もトップ争いを展開するが惜しくも4位。宇井陽一選手も一時はトップを走るものの徐々に遅れ8位。高杉奈緒子選手が10位、船田俊希選手は12位でゴールしている。
JSB1000クラスの高橋巧選手は、今回もトップ争いを繰り広げるが、残念ながらマシントラブルが発生してしまいリタイアとなっている。