2016 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第8戦
SUPERBIKE RACE in OKAYAMA
岡山県 岡山国際サーキット(1周=3,703km)
予選:9月24日(土) 天候:晴れ コース:ドライ
決勝:9月25日(日) 天候:曇り/雨 コース:ドライ/ウエット
観客動員数:8,500人(2日間合計)
・J-GP2クラス
TEAM:エスパルスドリームレーシング
RIDER:#2 生形秀之選手
MACHINE:SUZUKI GSX-R MFD6
予選:4番手(1分32秒438)決勝:3位
TEAM:MOTO BUM HONDA
RIDER:#8 大木崇行選手
MACHINE:Honda CBR600RR
予選:9番手(1分32秒795)決勝:11位
・J-GP3クラス
TEAM:CLUB PLUSONE
RIDER:#36 徳留真紀選手
MACHINE:Honda NSF250R
予選:2番手(タイム:1分37秒198) 決勝:優勝
TEAM:KTM RACING.ASPORATION
RIDER:#7 古市右京選手
MACHINE:KTM RC250R
予選:11番手(タイム:1分38秒695) 決勝:8位
TEAM:41Planning
RIDER:#41 佐藤励選手
MACHINE:Honda NSF250R
予選:17番手(タイム:1分39秒269) 決勝:10位
TEAM:41Planning
RIDER:#15 高杉奈緒子選手
MACHINE:Honda NSF250R
予選:12番手(タイム:1分38秒709) 決勝:11位
TEAM:TEAM PLUSONE
RIDER:#21 中山愛理選手
MACHINE:Honda NSF250R
予選:18番手(タイム:1分39秒392) 決勝:12位
TEAM:41Planning
RIDER:#410 宇井陽一選手
MACHINE:IODA TR004
予選:16番手(タイム:1分39秒148) 決勝 :18位
シリーズ第8戦を岡山県・岡山国際サーキットで迎えた全日本ロードレース選手権。今シーズンは、熊本地震の影響で大分県・オートポリスで予定されていた2戦が中止となってしまったため、実質全7戦で争われている。J-GP2クラスは、8月にもてぎ2&4レースがあったが、それ以外のクラスは、6月末の第5戦SUGO以来、約3カ月振りのレースとなった。
土曜日の公式予選は、快晴となり、夏が戻って来たかのような暑さとなったが、決勝レースが行われた日曜日は、朝から雲空となった。朝のウォームアップ走行、そしてJ-GP3クラスの決勝はドライコンディションだったが、J-GP2クラスのレース開始直前に雨が降り始めてくる。
J-GP3クラスは、徳留真紀選手がタイトルを争う栗原選手との一騎打ちを繰り広げる。勝負は、最終ラップに持ち込まれ、何度もクロスラインで徳留選手が冷静に前に出て行く。そしてヘアピンへのブレーキングで栗原選手が転倒し、勝負あり。徳留選手がトップでチェッカーフラッグを受け今シーズン2勝目を挙げた。その後方では、古市右京選手、佐藤励選手、高杉奈緒子選手がし烈な6位争いの集団でバトルを繰り広げ、それぞれ8位、10位、11位でゴールした。第5戦SUGOで転倒負傷し、今回が復帰戦となった中山愛理選手は、12位でチェッカーを受けた。
そしてJ-GP2クラスは、雨のためスタートがディレイとなるが、雨足は強くならない。ウエット宣言が出され、周回数が2周減算され17周で争われることになるのだが…。クイックスタートで、再びグリッドにつくと、ウォーミングアップ走行を終えるとスタートが切られる。
霧雨は、降っていたが路面を濡らすほどではなかったため、スリックタイヤのまま。生形選手は好スタートを切ると、ウイリアムズコーナーでトップに浮上する。その後、バックストレートで2番手に下がりオープニングラップを終える。トップグループにつけながらも、前に若いライダー2台を行かせ、雨の様子を確認する。コースの後半セクションの方が、雨が強く、徐々に路面は濡れて行っていた。そして9周目辺りから転倒するライダーが続出する。11周目には、目の前を走っていたライダーが転倒。生形選手も警戒していたが、最終コーナーで転倒してしまう。この直後の赤旗が提示され、10周終了時の順位が正式結果となることが言い渡される。生形選手は、3位という結果となる。大木選手もサバイバルレースに生き残り11位となった。