2015 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第6戦
AUTOPOLIS SUPER 2&4 RACE
大分県・オートポリス(1周=4.674km)
2015年9月12日(土) 天候:曇り/晴れ コース:ドライ
9月13日(日) 天候:曇り/晴れ コース:ドライ
観客動員数:2万1990人(2日間合計)
・JSB1000クラス
TEAM:41 Planning.Global communication
RIDER:#41 伊藤勇樹選手
MACHINE:YAMAHA YZF-R1
予選:16番手(タイム:1分51秒515) 決勝 :DNF
開幕戦鈴鹿2&4、そして前戦のMOTEGI2&4に続き、全日本ロードレース選手権第6戦オートポリスも、4輪のスーパーフォーミュラと併催の2&4レースとして開催された。全日本ロードレース選手権は最高峰のJSB1000クラスが行われた。
宇井陽一選手が率いる41 Planning.Global communicationからは、伊藤勇樹選手がJSB1000クラスにエントリー。昨年は、全日本ST600クラスとアジアロードレース選手権SS600クラスにダブルエントリー。アジア選手権では、最終戦までタイトルを争い惜しくもランキング2位となった。今シーズンは、引き続きアジア選手権SS600クラスでタイトルを狙う一方、国内では最高峰のJSB1000クラスへステップアップを果たしていた。当初は、型落ちのマシンを駆っていたが、後半戦のスタートとなる今回からは新型のYZF-R1を与えられていた。その足もとには、OZレーシングを履く。
今回は事前テストはなく、伊藤選手は、7月に鈴鹿サーキットでシェイクダウンだけ行っていたが、ほぼぶっつけの状態でのレースとなっていた。ニューR1のポテンシャルに驚きながらも、レースウイーク初日に車体セットの方向性を決め、まずまずの手応えを感じていたが、土曜日の公式予選でトラブルが発生。原因を突き止め、問題を解決して最後のアタックをするも16番手が精一杯という状況だった。
決勝日も快晴となり、多くのレースファンがオートポリスに詰めかけた。好スタートを見せた伊藤選手はオープニングラップで13番手に浮上し、前の集団を追って行く。3周目に前を走っていたライダーがトラブルで脱落し12番手に上がっていたが、5周目の1コーナーでフロントから転倒を喫してしまう。再スタートを試みたが、マシンにダメージもありリタイアを選択した。