2014 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第7戦
スーパーバイクレース in 岡山
岡山県 岡山国際サーキット(1周=3.703km)
9月27日(土)予選 天候:晴れ 路面:ドライ
28日(日)決勝 天候:晴れ 路面:ドライ
観客動員数(土・日合計):8,000人
・J-GP2クラス
TEAM:エスパルスドリームレーシング
RIDER:#2 生形秀之選手
MACHINE:SUZUKI GSX-MFD6
予選:11番手(1分33秒321)決勝:4位
TEAM:テルル&Y!★KoharaRT
RIDER:#55 渥美 心選手
MACHINE:TSR TSR2
予選:9位(タイム:1分32秒634) 決勝 :8位
TEAM:MOTO BUM HONDA
RIDER:#13 大木崇行選手
MACHINE:Honda CBR600RR
予選:6番手(タイム:1分32秒606) 決勝 :10位
TEAM:MOTO BUM HONDA
RIDER:#15 中村豊選手
MACHINE:Honda CBR600RR
予選:18番手(タイム:1分35秒778) 決勝 :17位
TEAM:TOHO Racing+おでんせイーハトーブ
RIDER:#22 鎌田悟選手
MACHINE:MORIWAKI MD600
予選:23番手(タイム:1分36秒222) 決勝 :18位
・JSB1000クラス
TEAM:DOG FIGHT RACING YAMAHA
RIDER:#33 藤田拓哉選手
MACHINE:YAMAHA YZF-R1
予選:10番手(タイム:1分31秒160) 決勝:9位
・J-GP3クラス
TEAM:リベルトPLUSONE & ENDURANCE
RIDER:#1 山田誓己選手
MACHINE:Honda NSF250R
予選:2番手(タイム:1分36秒776) 決勝:優勝
TEAM:Tome Team PLUSONE
RIDER:#7 徳留真紀選手
MACHINE:Honda NSF250R
予選:4番手(タイム:1分37秒355) 決勝:5位
TEAM:KTM RACING.ASPORATION
RIDER:#19 古市右京選手
MACHINE:KTM RC250R
予選:7番手(タイム:1分37秒504) 決勝:7位
TEAM:モトバムwithヒポポタマス
RIDER:#26 高杉奈緒子選手
MACHINE:Honda NSF250R
予選:19番手(タイム:1分38秒537) 決勝:17位
TEAM:TEAM TEC2&TDA&NOBBY
RIDER:#67 鳥羽海渡選手
MACHINE:Honda NSF250R
予選:6番手(タイム:1分37秒481) 決勝:DNF
全日本ロードレース選手権は、シリーズ第7戦が岡山国際サーキットで行われ、いよいよタイトル争いも佳境に入ってきた。OZレーシングユーザーでタイトル争いを繰り広げているのは、J-GP2クラスの生形秀之選手とJ-GP3クラスの山田誓己選手だ。2人とも、今回の岡山ラウンドには、暫定ランキング2番手で迎えていただけに、その差を少しでも詰めておきたいところだった。
J-GP2クラスの生形選手は、JSB1000クラスのみ行われた第6戦オートポリス2&4レースに参戦し、並み居るレギュラー陣を相手に6位入賞を成し遂げた。本業のJ-GP2クラスでは、世界帰りの高橋裕紀選手を追っている立場だ。今回よりニューフレームを投入したが、なかなかセットが出ずに悩んでいたが、レースウイーク初日にいいフィーリングになったと語っていた。しかし、予選に向けて変更したことが裏目に出てしまう。さらに最後のアタックに出た際、アクシデントが発生し、まさかの11番手となってしまう。一方、市販CBR600RR改マシンを駆る大木崇行選手は予選6番手、J-GP2クラス、2戦目となる渥美心選手が9番手と健闘した。
決勝は、高橋選手の前でゴールしたかった生形選手だったが、序盤で前に行くことができず、レース中盤からは3台による4位争いとなる。この三つ巴のバトルを制し4位でゴール。高橋選手が2位となったため、15ポイントのビハインドで最終戦を迎えることになった。渥美選手は8位、大木選手は10位、中村豊選手は17位、鎌田悟選手は18位でゴールしている。
J-GP3クラスは、山田選手がディフェンディングチャンピオンらしい落ち着いたレース運びを見せ今シーズン2勝目をマークし、ランキングトップに浮上。2年連続チャンピオンに王手をかけて最終戦に臨む。徳留真紀選手もトップ争いに加わっていたが、レース終盤に遅れ5位フィニッシュ。古市右京選手も集団の中でバトルを繰り広げ、得意ではないという岡山で7位フィニッシュを果たした。鈴鹿8耐で大ケガを負い、まだ骨がくっついていない状態ながら復帰した高杉奈緒子選手は、17位でゴールし見事ポイントを獲得している。鳥羽海渡選手は、トップグループにつけていたがヘアピンで接触転倒という結果に終わっている。
JSB1000クラスの藤田拓哉は、金曜日の1本目のセッションで大転倒を喫したが、2本目には復帰。ただ、マシンにはダメージがありスペアマシンでの出走となっていた。それでもノックアウト方式で行われた公式予選では、1分30秒624をマークし、トップ10チャレンジに進出した。決勝は、前を行くTeam GREENの渡辺選手を常に追っていくが勝負するところまで行けずに9位でゴールした。