2013 全日本ロードレース選手権プレビュー
全日本ロードレース選手権が、3月30日(土)・31日(日)に栃木県・ツインリンクもてぎで開幕する。O・Zレーシングユーザーもスタートダッシュをかけようと準備に余念がない。
最高峰のJSB1000クラスには、今年もドッグファイトレーシングの藤田拓哉選手、そしてF☆Sヒノマル食堂GTRIBEの戸田隆選手がエントリー。ようやく18歳となった藤田選手は、すでにJSB1000クラスで3シーズンのキャリアを持つ。ダンロップタイヤの進化と共に、タイムアップを果たしてきており、先日行われた事前テストでは、1分51秒364と自己ベストを大きく更新。鈴鹿8耐にも参戦できる年齢となり、2013年は飛躍のシーズンとなりそうだ。
一方、BMW S1000Rを駆る戸田選手は、事前テストで転倒、ケガを負ってしまい残念ながら第1戦ツインリンクもてぎ、第2戦鈴鹿2&4レースの欠場を余儀なくされそうだ。
J-GP2クラスは、テルル&EM★Kohara RTに移籍しJ-GP3クラスからステップアップする長島哲太選手に注目だ! 合同テストで今シーズン駆るTSR2を初ライドした長島選手は、自分の遅い部分を冷静に分析し、しっかり、その課題を克服していった。その後行われたホンダのテストでは、何と1分53秒7と非公式ながらコースレコードを更新!! 開幕戦から優勝候補の最右翼として名乗りを上げた。一方、昨年惜しくもチャンピオンを逃しランキング2位となった生形秀之選手も虎視眈々とマシンをセットアップ。GSX-MFD6で開幕ダッシュを狙っている。MOTO BUM HONDAの大木崇行選手、TOHO Racing+おでんせイーハトーブの鎌田悟選手もO・Zレーシングを履く。
J-GP3クラスは、昨年ランキング3位となった山田誓己選手を筆頭に、スポット参戦となる亀井雄大、TEAM TEC2 & TDAの石崎司也選手、赤澤隆生選手がO・Zレーシングユーザーとなる。
間もなく開幕する全日本ロードレース選手権。今シーズンも年間9戦で争われる。O・Zレーシングユーザーも頂点を目指して頑張っています。ぜひサーキットに足を運んでみよう!