2012 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第5戦
もてぎ2&4 ツインリンクもてぎ開業15周年記念大会
栃木県・ツインリンクもてぎ
天候:8月4日(土)晴れ 路面:ドライ
5日(日)晴れ 路面:ドライ
観客動員数(土・日合計):26,000人
・J-GP2クラス
TEAM:テルル&イーモバイル★KoharaRT
RIDER:#10 野田弘樹選手
MACHINE:TSR TSR6
予選:4番手(タイム1分:55秒054) 決勝 :3位
TEAM:エスパルスドリームレーシング
RIDER:#3 生形秀之選手
MACHINE:SUZUKI GSX-MFD6
予選:7番手(タイム:1分55秒229) 決勝 :4位
TEAM:MOTO BUM HONDA
RIDER:#14 大木崇行選手
MACHINE:Honda CBR600RR
予選:9番手(タイム:1分56秒738) 決勝 :8位
・J-GP3クラス
TEAM:TEAM PLUS ONE & ENDURANCE
RIDER:#5 山田誓己選手
MACHINE:Honda NSF250R
予選:P.P.(タイム:2分01秒437) 決勝 :4位
TEAM:18 GARAGE RACING TEAM
RIDER:#16 亀井雄大選手
MACHINE:Honda NSF250R
予選:9番手(タイム:2分03秒237) 決勝 :8位
TEAM:18 GARAGE RACING TEAM
RIDER:#99 中本貴也選手
MACHINE:Honda NSF250R
予選:25番手(タイム:2分04秒658) 決勝 :17位
全日本ロードレース選手権第5戦が8月4日(土)・5日(日)に栃木県・ツインリンクもてぎで行われた。このレースは4輪のフォーミュラ・ニッポンとの競演となる2&4レース。全日本ロードレースは、J-GP2クラスとJ-GP3クラスの2クラスが開催された。
J-GP3クラスでは、今回からTEAM PLUS ONE & ENDURANCEの山田誓己選手がOZレーシングユーザーに加わった。山田選手は、前戦では2位に入っており、今回のツインリンクもてぎはホームコースだけにレース前から気合いが入っていた。そして公式予選では、ポールポジションを獲得! 初優勝を地元で飾るべくレースに臨んでいた。一方、18GARAGEの若い2人のライダーは、亀井雄大選手選手が9番手と、まずまずのポジションにつけたが、中本貴也選手は、マシンをまとめきれずに25番手と後方からのスタートとなっていた。
迎えた決勝レース。山田選手はトップ争いに加わり最後まで優勝を狙うが惜しくも届かず、トップから1秒019差の4位となった。18GARAGEの亀井選手は、その後方で4台が繰り広げていた6位争いを繰り広げ、8位でゴール。中本選手は後方から追い上げ、17位でチェッカーフラッグを受けポイントを獲得した。
J-GP2クラスは、野田弘樹選手が好調だった。新しいリンクを投入し、フィーリングがよくなり、まだまだ詰めていける、と序盤2戦は苦戦していたが、ようやく勝負できるマシンになってきたと、鈴鹿8耐からの連戦にも関わらず表情も明るかった。公式予選は4番手につけ表彰台を狙う。一方、生形秀之選手も、マシンセットを見直して今回のレースウイークに入っていた。予選は6番手とまずまずのポジション。足回りのセットも決まり、あとは決勝を迎えるだけとなっていた。大木崇行選手は、予選9番手につけた。
18周で争われたJ-GP2クラス。野田選手、生形選手は共に好スタートを見せ、野田選手が2番手、生形選手が3番手でオープニングラップを終える。その後、追い上げて来たライダーにかわされ、それぞれ一つポジションを落とすが、野田選手が3位、生形選手が4位でゴール。大木選手は、後方でバトルを繰り広げ8位でフィニッシュしている。
今シーズン、チームを移籍し、Moto2マシンのTSR6を新たにライディングしていたが、開幕戦、そして筑波ラウンドと、マシンセットに悩んでいたが、今回、ようやく復活。ここから巻き返す、と後半戦に向けて意気込みを語っていた。