“コカ・コーラ ゼロ”鈴鹿8時間耐久ロードレース
三重県・鈴鹿サーキット
■開催日:7月26日(木)フリー走行
■天候:晴れ 気温:35.9度 湿度44%
■観客動員数:9,000人
日本最大のオートバイレースの祭典、“コカ・コーラ ゼロ”鈴鹿8時間耐久ロードレースが三重県・鈴鹿サーキットで始まった。初日となった7月26日(木)は、2本のフリープラクティスがあり、各チームとも猛暑となった鈴鹿サーキットを攻めあぐねていた。
O・Zレーシングユーザーは、世界耐久選手権シリーズをリードする#99 BMW MOTORRAD FRANCE、やはり世界耐久の名門#1 SUZUKI ENDURANCE RACING TEAM、#8 BOLLIGER TEAM SWITZERLAND、#77 HONDA TT LEGENDSなど、24時間耐久レースなどもある、過酷な世界耐久を戦っているチームが多くエントリー。
その中でトップタイムをマークしたのは、今回は、#1 SUZUKI ENDURANCE RACING TEAMから参戦している加賀山就臣だった。2分09秒684をマークし、3番手につけた。「表彰台、もしくはそれ以上の成績を狙うために全力をかけて臨んでいます。ダンロップさんも頑張ってくれているので確実に昨年よりは前進していますし、差は縮まっています」とやる気満々の加賀山。
#99 BMW MOTORRAD FRANCEは、事前テストに参加していないにも関わらず、2分10秒330の好タイムをマークし6番手。#8 BOLLIGER TEAM SWITZERLANDは、2分15秒042で23番手、#77 HONDA TT LEGENDSは2分15秒740で26番手だった。
この日、トップタイムとなる2分09秒523をマークしたのが、#F.C.C. TSR Hondaの秋吉耕佑。パートナーのジョナサン・レイが事前テストに参加できなかったこともあり、セッションのほとんどをレイが走行。秋吉は、1本目、2本目と、それぞれ計測3周しかしていないにも関わらずトップタイムをマーク。2番手に#12ヨシムラスズキレーシングチームが2分09秒639で続き、トップ3が2分09秒台をマークした。事前テストに比べ、気温が急激に上がったことが、全体的にタイムが出ていない要因となっているようだ。