MOTEGI 2&4 RACE
栃木県・ツインリンクもてぎ
■開催日:8月6日(土)予選 7日(日)決勝レース
■予選:天候・路面/曇り・ドライ 観客動員数:5,500人
■決勝:天候・路面/曇り・ドライ 観客動員数:11,000人
・J-GP2クラス
TEAM:エスパルスドリームレーシング
RIDER:#3 生形秀之選手
MACHINE:SUZUKI GSX-R600
予選:8番手(タイム:1分56秒701) 決勝 :4位
TEAM:MOTO BUM HONDA
RIDER:#88 大木崇行選手
MACHINE:Honda CBR600RR
予選:12番手(タイム:1分58秒188) 決勝 :9位
TEAM:41PLANNING/PRO-TEC
RIDER:#41 豊田浩史選手
MACHINE:YAMAHA YZF-R6
予選:13番手(タイム:1分58秒611) 決勝 :13位
TEAM:TOHO Racing
RIDER:#2 山口辰也選手
MACHINE:Honda CBR600RR
予選:7番手(タイム:1分56秒652) 決勝 :リタイア
鈴鹿8耐の興奮も冷めやらない8月6・7日に全日本ロードレース選手権第4戦が栃木県・ツインリンクもてぎで行われた。今回のレースは東日本大震災の影響を受け、スケジュールが変更されて組まれたもので、4輪のフォーミュラ・ニッポンとの併催で、全日本ロードレースは、J-GP2クラスのみが行われ、ツインリンクもてぎ初の2&4レースとして開催された。
J-GP2クラスには、今回からO・Zレーシングユーザーが増え、MOTO BUM HONDAの大木崇行選手が加わった。また宇井陽一選手は、アジア選手権の仕事が当初より入っており欠場。代役として豊田浩史選手が起用された。生形秀之選手、山口辰也選手は、8耐からの連戦で第4戦を迎えていた。
土曜日の公式予選は、50分1セッション、厳しい暑さの中で行われた。8耐が例年より暑くなかった分、高温多湿のコンディションはライダー、そしてマシンを苦しめる。いろいろセッティングを試しているうちにセッションが終わってしまったという山口選手は、7番手。やはりセットに苦しんだという生形選手が8番手、大木選手が12番手、豊田選手が13番手となった。
決勝レースは、さらに暑くなり、路面温度は、何と58度まで上昇。12時50分という、一番暑い時間にJ-GP2クラスのスタートが切られた。山口選手は7番手、生形選手は9番手で1コーナーをクリア。山口選手は、オープニングラップに1台をかわし6番手でホームストレートに戻ってくるが、3周目にマシントラブルが発生してしまいスローダウン。そのままリタイアとなってしまった。一方、生形選手は、序盤はペースが上がらなかったものの、4番手争いを繰り広げる。レース終盤は、稲垣誠選手との一騎打ちとなり、迎えたファイナルラップ。生形選手がダウンヒルストレートで前に出ていくが、90度コーナーで、ややはらむと、稲垣選手が、クロスラインで仕掛けてくる。これを何とか抑え、生形選手が4位でチェッカーを受けた。
大木選手は、終盤に追い上げ、8番手の選手の背後に迫るが、前に出られず9位でゴール。豊田選手は、ラストラップに自己ベストをマークするステディな走りを見せ13位でゴール。しっかりチームポイントを獲得し、代役の任を果たしたのだった。