2016 FIM世界耐久選手権シリーズ第3戦
“コカ・コーラ ゼロ”鈴鹿8時間耐久ロードレース 第39回大会
三重県 鈴鹿サーキット(1周=5.821km)
7月31日(日)決勝 天候:晴れ 路面:ドライ
観客動員数:124,000人(4日間合計)
2016年も鈴鹿8耐は、大いに盛り上がった。優勝したのは予選、決勝と圧倒的な速さを見せたYAMAHA FACTORY RACING TEAMだった。全日本JSB1000クラスで絶対王者として君臨する中須賀克行選手を中心に、昨年に引き続き現役MotoGP™ライダーのポル・エスパルガロ選手、そしてワールドスーパーバイクで活躍しているアレックス・ローズという強力な布陣で見事2連覇を達成した。2位にレオン・ハスラム選手の健闘が光ったTeam GREENがトップと同一周回の2位。3位にヨシムラの津田拓也選手・ジョシュ・ブルックス選手・芳賀紀行選手が入っている。
世界耐久選手権シリーズのレギュラーメンバーにユーザーが多いO・Zレーシングだが、チャンピオンのSUZUKI ENDURANCE RACING TEAMは、決勝中に転倒。驚異的な速さで修復してコースに戻るものの23位まで追い上げるのが精一杯。他にも転倒やトラブルに見舞われてしまいHONDA ENDURANCE RACINGの13位が最高位。TEAM BOLLIGER SWITZERLANDが15位に入っている。
また、全日本JSB1000クラスを戦っているTEAM JP DOGFIGHT RACING AUSTRALIAは、公式予選で10番手に入りトップ10トライアルに進出する健闘を見せた。MOTOBUM・Ishigaki-Island-TUNA&KANJUKUは25位でフィニッシュ。唯一のKTMでエントリーしたKTM FLEX Racing TEAMは、残念ながら序盤でリタイアに終わっている。