2019 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ 第7戦
SUPERBIKE RACE in KYUSHU
大分県・オートポリス(1周4.674km)
10月5日(土)予選・レース1 天候:晴れ コース:ドライ
10月6日(日)決勝・レース2 天候:晴れ コース:ドライ
観客動員数:6,435人(2日間合計)
・JSB1000クラス
TEAM:Team HRC
RIDER:#13 高橋巧選手
MACHINE:Honda CBR1000RR SP2
予選 RACE 1 2番手(タイム:1分47秒263) RACE 2 2番手(タイム:1分47秒390)
決勝 RACE 1:3位 RACE 2:3位
TEAM:MuSASHi RT HARC-PRO. Honda
RIDER:#634 水野涼選手
MACHINE:Honda CBR1000RR SP2
予選 RACE 1 4番手(タイム:1分47秒579) RACE 2 3番手(タイム:1分47秒643)
決勝 RACE 1:4位 RACE 2:4位
TEAM:au・テルルMotoUPレーシング
RIDER:#090 秋吉耕佑選手
MACHINE:Honda CBR1000RR SP2
予選 RACE 1 9番手(タイム:1分48秒626) RACE 2 9番手(タイム:1分48秒650)
決勝 RACE 1:8位 RACE 2:DNF
TEAM:au・テルルMotoUPレーシング
RIDER:#080 羽田太河選手
MACHINE:Honda CBR1000RR SP2
予選 RACE 1 19番手(タイム:1分51秒346) RACE 2 19番手(タイム:1分51秒617)
決勝 RACE 1:14位 RACE 2:DNF
・J-GP3クラス
TEAM:WJ-FACTORY
RIDER:#17 栗原佳祐選手
MACHINE:Honda NSF250R
予選:P.P(タイム:1分58秒310)
決勝 :3位
TEAM:Team Plusone+f
RIDER:#88 福嶋佑斗選手
MACHINE:Honda NSF250R
予選:3番手(タイム:1分58秒833)
決勝 :4位
TEAM:TEAM SHOTA
RIDER:#14 中山愛理選手
MACHINE:Honda NSF250R
予選:4番手(タイム:1分58秒833)
決勝 :6位
TEAM:41PLANNING
RIDER:#20 高杉奈緒子選手
MACHINE:KTM RC250R
予選:2番手(タイム:1分58秒713)
決勝 :9位
TEAM:犬の乳酸菌.jp/プリミティブR.T
RIDER:#18 安村武志選手
MACHINE:PRCS PRCS3d
予選:11番手(タイム:1分59秒638)
決勝 :13位
TEAM:41PLANNING
RIDER:#41 宇井陽一選手
MACHINE:KTM RC250R
予選:14番手(タイム:2分00秒958)
決勝 :15位
・J-GP2クラス
TEAM:SpeedHeart DOGFIGHTR YAMAHA
RIDER:#18 豊島怜選手
MACHINE:YAMAHA YZF-R6
予選:8番手(タイム:1分53秒876)
決勝 :DNF
2019年シーズンの全日本ロードレース選手権もいよいよ終盤。第7戦の舞台は、阿蘇の山麓に位置するオートポリス。雄大な自然の真っ直中にあるコースは、アップダウンがあり、テクニカルなレイアウトを持っている。例年、不安定な天候に悩まされることが多いが、今回は、比較的天気に恵まれた。
JSB1000クラスは、後半戦より台風の目となっているMuSASHi RT HARC-PRO. Hondaの水野涼選手が今回も速さを見せレースウイーク初日にトップタイムをマーク。一方、ポイントランキングをリードしているTeam HRCの高橋巧選手も、調子を取り戻しつつあった。au・テルルMotoUP RTの秋吉耕佑選手と羽田太河選手もマシンのセットアップに余念がない。
今回は、5月の第3戦SUGO以来の2レース制。土曜日に公式予選とレース1が行われた。1セッション35分で行われた予選は、ベストタイムがレース1の、セカンドタイムがレース2のグリッドとなる。ここれ高橋選手は2番手タイムをマーク。タイトルを争うYAMAHA FACTORY RACING TEAMの中須賀克行選手が好調だが、何とか意地を見せたいところだ。
レース1は、YAMAHA FACTORY RACING TEAMの野左根航汰選手がリード。これに中須賀選手、水野選手、高橋選手が続きトップグループを形成。レース中盤を過ぎると、水野選手のペースが落ち始め、高橋選手が3番手に上がるとヤマハの2台を追っていく。しかし、勝負を仕掛けるところまで行くことができず3位でゴール。水野選手は4位。秋吉選手は8位、羽田選手は14位でチェッカーフラッグを受けている。
レース2では、水野選手がレースをリード。中須賀選手、野左根選手、そして高橋選手を引き連れてトップを快走する。水野選手は、何度か野左根選手が仕掛けて来るが、すぐに抜き返しトップをキープする。そしてレース終盤に入っても水野選手の健闘は続いていたが、16周目の第3セクターで中須賀選手にかわされ2番手に。17周目の1コーナーで中須賀選手のインを突くが、立ち上がりでかわされ2番手のまま。続く第2ヘアピンでは、野左根選手にかわされ3番手に後退。その背後には高橋選手が迫り、最終ラップの第2ヘアピンで水野選手に入った高橋選手が3位でゴール。水野選手は悔しい4位となった。秋吉選手と羽田選手はマシントラブルでピットインし、そのままリタイアしている。
高橋選手はランキングトップをキープ。中須賀選手とのポイント差は11となったが、2レース制で行われる最終戦では、中須賀選手が優勝しても3位に入ればチャンピオン獲得となる。果たして、どんな運命が待ち受けているのだろうか。
J-GP3クラスは、代役として2年振りに全日本J-GP3クラスに参戦した栗原佳祐選手がポールポジションからトップ争いを繰り広げ3位と大活躍。福嶋佑斗選手もトップ争いを繰り広げるが惜しくも4位。中山愛理選手もトップグループにつけ6位。高杉奈緒子選手は9位、安村武志選手は13位、宇井陽一選手は15位でゴールしている。
J-GP2クラスの豊島怜選手は、オープニングラップの最終コーナー立ち上がりで激しく転倒。そのままリタイアとなってしまうが、大きなケガがなかったのが不幸中の幸いだった。
次戦は、早くもシリーズ最終戦となる。三重県・鈴鹿サーキットで11月2日(土)、3日(日)に開催される。