2019 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第6戦
スーパーバイクレース in OKAYAMA
岡山県・岡山国際サーキット(1周3.703km)
2019年8月31日(土)予選 天候:晴れ コース:ドライ
9月1日(日)決勝 天候:曇り/雨 コース:ドライ
観客動員数 7,600人(2日間合計)
・JSB1000クラス
TEAM:MuSASHi RT HARC-PRO. Honda
RIDER:#634 水野涼選手
MACHINE:Honda CBR1000RR SP2
予選:2番手(タイム:1分27秒445)
決勝:2位
TEAM:Team HRC
RIDER:#13 高橋巧選手
MACHINE:Honda CBR1000RR SP2
予選:P.P.(タイム:1分27秒708)
決勝:4位
TEAM:au・テルルMotoUPレーシング
RIDER:#090 秋吉耕佑選手
MACHINE:Honda CBR1000RR SP2
予選:9番手(タイム:1分29秒101)
決勝:7位
TEAM:au・テルルMotoUPレーシング
RIDER:#080 羽田太河選手
MACHINE:Honda CBR1000RR SP2
予選:15番手(タイム:1分30秒040)
決勝:DNS
・J-GP3クラス
TEAM:41PLANNING
RIDER:#20 高杉奈緒子選手
MACHINE:KTM RC250R
予選:2番手(タイム:1分37秒661)
決勝 :4位
TEAM:Team Plusone+f
RIDER:#88 福嶋佑斗選手
MACHINE:Honda NSF250R
予選:6番手(タイム:1分38秒150)
決勝 :5位
TEAM:TEAM SHOTA
RIDER:#14 中山愛理選手
MACHINE:Honda NSF250R
予選:9番手(タイム:1分38秒442)
決勝 :8位
TEAM:WJ-FACTORY
RIDER:#17 太田虎之進選手
MACHINE:Honda NSF250R
予選:12番手(タイム:1分38秒976)
決勝 :12位
TEAM:41PLANNING
RIDER:#41 宇井陽一選手
MACHINE:KTM RC250R
予選:14番手(タイム:1分39秒388)
決勝 :16位
TEAM:犬の乳酸菌.jp/プリミティブR.T
RIDER:#18 安村武志選手
MACHINE:PRCS PRCS3d
予選:4番手(タイム:1分37秒515)
決勝 :DNF
・J-GP2クラス
TEAM:SpeedHeart DOGFIGHTR YAMAHA
RIDER:#18 豊島怜選手
MACHINE:YAMAHA YZF-R6
予選:8番手(タイム:1分33秒533)
決勝 :DNF
全日本ロードレース選手権は、シリーズ第6戦を岡山県・岡山国際サーキットで行われた。昨年は、台風の接近でレースが中止となった岡山ラウンド。今年は、例年より一カ月早い時期の開催となり、そのコンディションの違いが、どう影響するかもポイントの一つとなった。
JSB1000クラスは、前戦からワークスマシンを手に入れたMuSASHi RT HARC-PRO. Hondaの水野涼選手が事前テストでトップタイムをマークするなど今回も好調。一方、Team HRCの高橋巧選手は、まだケガが癒えず、ここ2戦は耐えのレースになる。
事前テスト、そして公式予選と、ほぼ全セッション、ドライコンディションで行われたが、JSB1000クラスのレースは、ウエットコンディションで争われた。周回数は24周と減算はなく、各車一斉にスタートした。予選で自己最高位の2番手グリッドにつけた水野選手がホールショットを奪うが、すぐにYAMAHA FACTORY RACING TEAMの野左根航汰選手が前に出るとレースを引っ張って行く。このペースについて行けたのは水野選手のみ。高橋選手は、YAMAHA FACTORY RACING TEAMの中須賀克行選手の背後の4番手につけていた。
水野選手は、今のマシンになってからウエットを走るのが、このレースが初めて。それでもトップを追っていくが、今回は野左根選手が一枚うわてだった。それでも前回に続き2位でゴール。表彰台の常連となってきそうだ。高橋選手は耐えのレースを走り抜き4位でゴール。暫定ポイントリーダーの座をキープした。なかなかマシンセットが決まらない秋吉耕佑選手が7位。羽田太河選手は、マシントラブルが直らず決勝をキャンセルしている。
J-GP3クラスは、KTMを駆る高杉奈緒子選手が予選2番手と健闘。ドライで行われた決勝でもトップグループの後方につけていたが、徐々に遅れ単独6番手を走行していた。最終ラップにトップ争いで2台転倒するアクシデントが発生したこともあり4位でゴール。福嶋佑斗選手は、雨が降ると読みユーズドタイヤで勝負に出ていたが、結局雨は降らず7番手争いを繰り広げ集団のトップを走っていたところ、2つ繰り上がって5位チェッカー。昨年ポールポジションを獲得している中山愛理選手は、ホームコースで期待されたが、調子を取り戻せず悔しい8位となっている。太田虎之進選手が12位、宇井陽一選手が16位でポイントを獲得。予選4番手につけた安村武志選手は、マシントラブルでリタイアとなっている。
J-GP2クラスは、雨がパラつく中でスタートが切られるが4周目に雨が強くなり1コーナーで3台が転倒。このアクシデントに豊島怜選手も含まれていたが、赤旗が提示され12周で仕切り直しとなる。再びグリッドに着いた豊島選手は、6番手を走る健闘を見せていたが、6周目のウィリアムズコーナーで転倒。残念ながらリタイアとなった。