“コカ・コーラゼロ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第38回大会
三重県・鈴鹿サーキット
7月26日(日)決勝 天候:晴れ 路面:ドライ
観客動員数:120,000人(4日間合計)
日本最大のオートバイレース“コカ・コーラゼロ”鈴鹿8時間耐久ロードレースが今年も三重県・鈴鹿サーキットで開催された。2015年の鈴鹿8耐は、ヤマハがファクトリーチームを13年振り復活させ、全日本JSB1000クラスで5度王者に輝いている中須賀克行選手、現役MotoGPライダーのポル・エスパルガロ選手、ブラッドリー・スミス選手という強力な体制で臨み、圧倒的な強さを見せて19年振りの優勝を達成! もう一方で話題を呼んだ元MotoGPチャンピオンのケーシー・ストーナー選手を擁し、3連覇に挑んだMuSASHi RT HARC-PRO.は、ストーナー選手が1スティント目に出て行き、僅か5分というところでマシントラブルで転倒。そのままリタイアに終わっている。他にもMoto2ライダーやワールドスーパーバイク、ブリティッシュスーパーバイクなどのトップライダーが参戦。エントリーも84台と、ここ10年で最大級の盛り上がりを見せた。
O・Zレーシングは、世界耐久選手権をレギュラー参戦しているチームが数多く使っており、その信頼性が支持されている証拠だ。中でもタイトル奪還を狙うSUZUKI ENDURANCE RACING TEAMは安定した速さを見せ4位でフィニッシュ。世界耐久レギュラー組では最上位となるだけに、事実上、優勝と同じぐらいの価値がある4位と言っても過言ではない。HONDA ENDURANCE TEAMも終わってみれば7位と好成績を残した。12位には、TEAM BOLLIGER SWITZERLANDがつけ、KTMで参戦したTEAM HOOTERS KTM with Syota SAITOが31位、TEAM JP DFR KOREAが40位で完走を果たしている。