2017 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第4戦
TWIN RING MOTEGI SUPERBIKE RACE
栃木県・ツインリンクもてぎ(1周=4.801379km)
2017年6月10日(土)予選 天候:曇り コース:ドライ
11日(日)決勝 天候:晴れ コース:ドライ
観客動員数(土・日合計):1万2900人
・J-GP2クラス
TEAM:エスパルスドリームレーシング
RIDER:#4 生形秀之選手
MACHINE:SUZUKI GSX-R MFD6
予選:2番手(1分53秒067)決勝:優勝
TEAM:MOTO BUM HONDA
RIDER:#32 榎戸育寛選手
MACHINE:KALEX
予選:P.P(1分52秒833)決勝:7位
TEAM:マルマエPLUSONE
RIDER:#36 徳留真紀選手
MACHINE:SPEED UP
予選:17番手(1分57秒789)決勝:8位
・J-GP3クラス
TEAM:KTM RACING.ASPORATION
RIDER:#7 古市右京選手
MACHINE:KTM RC250R
予選:P.P (タイム:2分01秒991) 決勝:優勝
TEAM:TEAM Plusone
RIDER:#12 船田俊希選手
MACHINE:Honda NSF250R
予選:16番手(タイム:2分04秒077) 決勝 :9位
TEAM:41Planning
RIDER:#41 宇井陽一選手
MACHINE:IODA TR-004
予選:7番手(タイム:2分02秒964) 決勝:16位
TEAM:41Planning
RIDER:#14 高杉奈緒子選手
MACHINE:Honda NSF250R
予選:15番手(タイム:2分04秒063) 決勝:DNS
・JSB1000クラス
TEAM:MuSASHi RT HARC-PRO. Honda
RIDER:#634 高橋巧選手
MACHINE:Honda CBR1000RR SP2
予選:3番手(タイム:1分48秒971 決勝 :2位
栃木県・ツインリンクもてぎで開催された全日本ロードレース選手権第4戦。J-GP2クラスでは、OZレーシングユーザーの2人が存在感を見せたが、結果は、明暗が分かれる結果となってしまった。
レースウイークに入り梅雨入りが発表されていたが、天気は土曜日の午後に雷雨があり、ST600クラスの予選が影響を受けた以外は、すべてドライコンディションで行われた。
金曜日は、生形秀之選手がトップタイムをマークし、3戦連続で初日をトップで終えていた。土曜日に40分間で行われた公式予選でも、生形選手はポールポジションを狙っていたが、榎戸育寛選手が、ただ一人1分52秒台に入れ今シーズン2度目のポールポジションを獲得する。生形選手は、1分53秒067で2番手。徳留真紀選手は、マシントラブルが発生し、満足に走れずに17番手グリッドとなっていた。
22周で争われた決勝。まずトップに立ったのはポールポジションスタートの榎戸選手。生形選手は、やや出遅れるもののオープニングラップで2番手に上がり、榎戸選手のテールをピタリとマークする。生形選手は、榎戸選手の様子を見ながら周回を重ね、後方からは2台が続き、トップグループは4台が形成していた。このままレースをリードして行くかと思われた榎戸選手は、5周目のヘアピンで痛恨の転倒。すぐに再スタートするもののトップ争いからは、脱落してしまう。これでトップに立った生形選手は、ここが勝負どころとペースアップ。2番手に約2秒の差をつけ、トップを快走。2番手のライダーも同じようなペースで走っていたが、レース終盤に突き放しトップチェッカー。今シーズン初優勝を飾った。再スタートした榎戸選手は、7位まで追い上げてゴール。徳留選手も追い上げのレースを見せ8位となっている。
J-GP3クラスは、ただ一人KTMをライディングする古市右京選手がポールポジションから混戦を制し、うれしい初優勝を飾った。KTMに乗り換えて3年目のシーズン。ここまで歯車が噛み合わず、なかなか勝つことができなかったが、全日本17年目でようやく表彰台の中央に立った。
また、JSB1000クラスでポイントリーダーをひた走っているMuSASHi RT HARC-PRO. Hondaの高橋巧選手が、セッティングパーツの一つとしてOZレーシングをチョイス。今シーズンよりJSB1000クラスは、17インチに統一されたこともあり、OZレーシングも選択肢の一つとしてチョイスされた。今回は、決勝レースでもOZレーシングを履き2位に入賞している。